辛い経験を活かして明日を生きる

パニック障害と私

今から20年前にパニック障害になった40代女性です。

 

まだ世の中ではパニック障害という言葉をあまり耳にしない時代でした。

 

ちょうど大学受験を控えた頃でした、なんか息苦しかったりソワソワするような動機を感じることが多くなり、その時は精神的プレッシャーがそうさせているんだろうと、特別気にすることはありませんでした。

 

しかしある日突然嘔吐し数日高熱が出て安静にしないといけなくなる事がありましたが、それも疲れが溜まってのことだろうと周りも特別気にはしませんでした。

 

しかし熱が下がりしばらくぶりに外出出来るようになり原付バイクでフルフェースのヘルメットを被って出かけました、すると5分もしない間になんか顔を締め付ける感じで息苦しくなりその場でヘルメットを脱ぎ慌てて帰りました。

 

正直自身の体の異変に気づいたのはこれが最初です。

 

それからは外出する手段がなくなり徐々に引きこもりがちになりました。

 

もちろんバスや電車も当たり前に無理なんですが、パニック障害を知るきっかけは意外なことだったのです。

 

 

その後の生活ですが、いくつかの病院へ通い家から少し遠く決して大きくない病院でやっとパニック障害をよく理解してくれる医者に出合いました。

 

その時までに1年は掛かったと思います、パニック障害の薬もある事もその病院で初めて知らされました。

 

パニック障害は治る病気だということを聞いた時は本当に嬉しかったしこれから人生をやり直せると意欲が湧いてきたのを覚えています。

 

しかし私にはそのパニック障害の薬はあまり効かなかったみたいで、半年の治療で通院を辞めてしまいました。

 

正直その時点でどんな専門家より、パニック障害などの精神疾患などは患者の方がその病気に詳しいと思います。

 

それ以来自分で戦っていくことを決めました、基本的には精神病は一生治らないと言われています、私もそうだと思いますが、それで良いと思います。

 

元々誰の心の奥底にそういったものはあるものですし、誰でもなりえるということなんです。

 

私は病気を治すよりは共に生きていこうと考えるようなりました。

 

そう思えてからは病気と仲良くなることを考えるようになると、病気も私を苦しめることは減るようになり、今では良い関係で暮らしています。

 

この病気があったお陰で無理はしなくなりましたし、用心深くもなり、自分や周りの人を大切に想う気持ちも養えたと感じています。

 

現在は少しの安定剤の服用とバランスの良い食生活で体も鍛えパニック障害を感じることはほぼ無くなりました。

 

そんな私の心をいつも支えてくれたアテニア通販